追随を許さぬ大栗の存在感
びっくり餅-クリエーティブプロデューサー・西田みゆきさん
「最初見たときは、正直ちょっと地味だけど、食べてみると、本当に『びっくりした』という感じ」。クリ本来の甘みを味わってもらおうと、アイデアマンの和菓子店主人が考案した一品。ほおばると、存在感のある大粒のゆで栗に驚かされるのが、まさに「びっくり餅(もち)」たるゆえんでもある。
他の大福餅などに比べて、一回り大きめで、小腹を満たすには、ちょうど良い大きさ。ハードな練習を繰り広げる知り合いの劇団員へ手みやげにすると、腹持ちの良さが喜ばれるのだという。「素朴だけれど、作り手の気持ちと熟練技術がいっぱい詰まっている」
季節の移ろいとともにさまざまな菓子が並ぶ自宅近くの和菓子屋。印象的なのは年の瀬で、蒸したもち米のにおいがあたりに漂い、店頭に並んだ迎春用の白餅を見ると、一年の終わりを強く感じさせるのだという。店で大量に出たクリの鬼皮を、近くの染工職人が引き取り、染めの原料として再利用されていることを最近聞いた。京都らしい近所づきあいのエピソードを知って、いっそうお菓子がいとおしく感じられるようになった。
広告代理店で企画制作に携わっていたとき、住んでいた神戸で阪神大震災に遭った。避難生活で、人間関係の希薄さを痛感、クリエーターとして貢献できることは何か、自問し続けたという。今年4月からフリーに。本業の広告企画に加えて、街の活性化やライブイベントなどの催し支援にも取り組む。人と人とを結びつける仕掛けづくりに意欲を燃やす。(京都市中京区)=おわり
【メモ】 びっくりもち ”ビッグ“と”クリ“を足しあわせたというネーミングの通り、クリ丸ごと一個が、小豆のこしあんとともに大福餅の生地に包まれている。1個160円。11月中旬まで。たから餅老舗TEL075(821)0670。
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ゆめかで~す。この約1年は、いろいろな方と出会い、お話を聞けて、とっても幸せでした。ありがとうございました。この出会いを糧に、いろんな事にチャレンジしていきたいなって思ってます。それでは、みなさん、また、どこかでお会いしましょう!
(2006年10月30日)