唐から伝わった唐菓子のひとつで、米などの穀類を水飴(あめ)などで固め、固形状にしたもの。現在では全国で販売されているお菓子だが、やはり有名なのは東京銘菓の雷おこしと大阪の粟おこしだ。
せんべいといえば現在では醤油味のものがスタンダードだが、江戸時代末期までは甘いものだった。庶民の味として醤油味のせんべいが広まったのは幕末。貴重な砂糖を使ったこの甘いせんべいは秀吉の茶会にも登場している。
ポルトガル語で砂糖を意味するアルフェロアを語源とする、南蛮菓子の一種。彩色を施した艶やかな飴生地を紐状に伸ばして結んだ千代結びなど、飴菓子らしい細やかな造形が美しい。
うららかな春の陽射し…。桜の開花が待たれるこの時期、和菓子屋で多く見られるのか彩りも春らしい花見団子だ。ピンク、白、緑の色には意味があり、ピンクは桜で春、白は白酒で冬、そして緑はヨモギで夏を表す。
米を原料にした日本の伝統的な飲物、甘酒。「日本書記」にも登場するなど、当時、甘酒は神様へのお供え物として作られていた。低アルコールで酸味が強かったといわれている。
来月の3月3日は桃の節句。女の子の成長を祈る春の恒例行事「ひな祭り」に欠かせないお菓子のひとつが“ひなあられ”だ。これまでも和菓子の東西について色々と紹介してきたが、このひなあられにも関西風、そして関東風があるのをご存知だろうか。
小豆や金時豆、インゲン豆といった豆類を砂糖漬にし、甘く煮詰めて砂糖をふった豆菓子。
京都の呉服問屋の次男として生まれた尾形光琳。「紅白梅図」や「燕子花図」などに代表されるダイナミックで都会的な作風は現在も多くの人々の心をつかんで話さない。その活動は絵画に留まらず、着物や陶器のデザイナーとしても溢れんばかりの才能を発揮した、元禄時代のマルチアーティストだ。
「外朗」と書いてういろうと読む。うるち米の粉に水と砂糖を加えて練り、型に入れて蒸した菓子。小田原や名古屋銘菓としても知られる。
和菓子をより美味しくする良きパートナー、それが緑茶だ。